第一次人工知能(AI)ブームとは、1950~60年代にコンピュータで「推論」や「探索」が可能になったことで、人工知能への期待が高まった時期を指しています。
第一次人工知能(AI)ブームとは
第一次人工知能(AI)ブームは1956–1974年、推論と探索の時代とも言われています。
推論と探索がコンピュータで可能になったため、パズルなど特定の問題に対しては人間よりも高速で問題を解くことが可能になりました。
この解決は非常に限定的な分野だったものの、コンピュータによる知的な振る舞いが信じられていなかった当時としては画期的なことでした。
第一次人工知能(AI)ブームの終焉
第一次人工知能(AI)ブームにより、人工知能への期待は大きく高まり資金が集まりましたが、次第に限界が見え始めました。
トイ・プロブレムは解けるが、現実にあるような問題を解けないということが明らかになったのです。
1970年代になるとAIブームが終焉し、人工知能分野は冬の時代を迎えます。
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