ネオコグニトロン（Neocognitron）とは

ネオコグニトロン（英: Neocognitron）は、1982年に福島邦彦氏によって考えられた多層人工ニューラルネットワークのモデルです。

ネオコグニトロンとは

ネオコグニトロンは現在主流となっている畳み込みニューラルネットワーク CNN の発想の元になった初期モデルと言われています。

CNN で有名なモデルに LeNet がありますが、LeNet のモデルが生まれたのはネオコグニトロンより6年後の1988年でした。

ネオコグニトロンの構造

視覚神経からヒントを得たネオコグニトロンは、視覚野と類似した2つの層からなる多層構造からなるモデルになっています。

これは現在画像認識のスタンダードとなっている畳み込みニューラルネットワークと同じ構造になります。

参考

• ネオコグニトロン – Wikipedia
• IEICE Trans – 位置ずれに影響されないパターン認識機構の神経回路モデル―ネオコグニトロン―